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電力ねぶたの歴史をたどります。
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出陣の足跡
平成9年 天の岩戸
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ねぶた絵図
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平成9年製作『天の岩戸』
「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」の子「天照大神(あまてらすおおみかみ)」,「月読命(つきよみのみこと)」,「素戔鳴尊(すさのおのみこと)」は三貴子と呼ばれた。
父・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)は天照大神(あまてらすおおみかみ)を高天原(たかまがはら),月読命(つきよみのみこと)には月の世界を,そして素戔鳴尊(すさのおのみこと)には海原の国の統治をそれぞれ任命した。
高天原(たかまがはら)の支配に任じた天照大神(あまてらすおおみかみ)は,田畑を開き養蚕,織物などを授け,良く治めたので神々も鎮まり,平和な暮らしが続いた。しかし,亡き母「伊弉冉尊(いざなみのみこと)」の国「黄泉国(よみのくに)」を思い荒(すさ)び,暴れまわる弟,素戔鳴尊(すさのおのみこと)から難を避けようと,天照大神(あまてらすおおみかみ)は「天の岩戸」に姿を隠し,堅くその戸を閉ざしてしまう。
天地はすべて真っ暗闇となり善い神は影をひそめ,かわって悪い神が横行し不幸や災害が続々と発生したのである。困った神々は,天の岩戸の前にて神事を執り行い,天照大神(あまてらすおおみかみ)を呼び戻そうとする。
その神々の神事のざわめきを不審に思った天照大神(あまてらすおおみかみ)が岩戸を少し開けたところ,怪力の「天手力男命(あめのたじからおのみこと)」が力いっぱい岩戸をこじ開けて天照大神(あまてらすおおみかみ)を呼び戻した。
天照大神(あまてらすおおみかみ)の出現に再び高天原(たかまがはら)は光かがやき,天地は明るさを取り戻したとされている。
ねぶた師 穐元和生(あきもとわせい)作
運行風景
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